BaliTodoのモラトリアム紀行

趣味の進捗から、思考の進捗まで、思ったことを日記感覚で残していきます

結局のところ、自分が話せた日は楽しい

2023年は大学に入学しましたが、新歓イベントやサークルで集まっても自分だけ楽しめず、家に帰ってからどっと疲れが出る、なんてことがありました。

「みんなはワイワイ楽しそうなのに、なんで俺だけ冷めてるんだろう」なんてずっと考えて、他人の話に興味がないのかな、ワイワイすること自体が自分に合ってないのかな、などと思考を巡らせ続けていました。

そして、やっと最近人の集まりを僕が楽しめる条件が分かってきた気がします。タイトルにも書いた通り、結局のところ自分が話せたかどうかです。

一概に自分の話ができたかどうかではなく、自分が話せたかどうか。つまり話を自分の思う方向に誘導できたか、そんなところが大事なんじゃないかと感じてきています。

 

自分の話から会話を広げる

よく人はみんな自分の話が聞いてもらいたいもんだ、とは言いますし、そのこと自体は僕も知っていましたが、元々高校時代から僕はそんなに自分の話をするキャラではなかったんです。友達にも「聞き役だよね」と言われます。

今だからこそ理由も分析できているんですが、他人の話にそこまで興味がないからこそ僕は自分の話をしてもみんな興味がないんだろうと思っていました。

でもそういう飲み会・宴会を楽しんで会話の中心にいる人たちの会話を観察してみたら、想像以上に自分の話をしている。そして案外そういうところから会話が広がっているんですね。

そういう経験から、自分の話をすることは話題がないときには全然やっていいことなんだな、と去年の夏ごろから認識し始めました。

 

いやでもでも自分の話なんて!話上手は聞き上手

会話に苦手意識をもつあなたならきっと調べたことはあるはず、「会話 続け方」なんて検索すると必ずと言っていいほど「聞き上手になりましょう」「相手に質問をして話を引き出しましょう」なんてアドバイスが書かれています。ほんとにどのサイトにも、どの本にも。

確かにね?これを実践していくらかは会話がつなげられるようになりました。

相手の話を聞きつつ、深ぼりできそうなところがあったら質問をして相手に話させる。ふーんで終わって沈黙が続いてた以前よりは断然マシになります。

でも正直なところ、この方法、つまらないんです!

僕だけか誰しもかは分かりませんが、オチがあるわけでもない他人の話にそこまで興味をもてない!

退屈で、質問をしてはいるけど内心別にどうでもいいとは思っていることがありました。

今思えば、岡田斗司夫さんも配信で同じことを言っていたような気はします。「会話を続けるっていうのは、自分の話をすることとは全然別なんだな笑」みたいな感じで。

まだまだ未熟な会話力だけど今の僕から昔の自分にアドバイスするならば、もっと自分の話をしてみた方がいい。

思い切って自分の話をしてみるようになると、想像よりはみんな話を聞いてくれるし、そこから面白い会話に派生することもしばしば。もちろんオチのある話だとなおよくて、そういう時は笑いもとれて最高。

 

友達といても話す話題がないことが僕の中学時代からの悩みなんですが、これも自分の話をしてこなかったことが理由なんだろうな、と思います。さらに類は友を呼ぶで周りもそういう友達が多い。

 

でも特に仲良くない人との飲み会は…

でも自分の話ができるのは仲いい人限定!

基本「そういや最近さ~」くらいのノリで話を始めるので、仲良くない人とは自分の話はなかなか難しい。

そういう時には「自分が話す」の「自分の話」じゃないもう一個の方、自分が会話を誘導できるようになると非常に楽しいと思う。

誰か個人の話でなく、一般的なものについてみんなで会話している感じ。こういう時に自分の意見を言ったり冗談を飛ばしてみんなの笑いを取れたりすると楽しくなってくる。

でもだからこそ、みんなが初対面であれば自分がリードすることも可能だけど厄介なのは元々ある輪に入らなきゃいけないときなんですよね。

内輪は仲いい人同士なので自分の話をして盛り上がってて、そこに外部の人が立ち入るのは中々難しい。だから元々仲いい人はその輪を開いてもらえるとすごくありがたい。

 

少し話がそれるけど個人的に陽キャには二種類いると思ってて、それが「輪を開ける陽キャ」と「輪を開けない陽キャ」。

前者はだいたい学級委員とかをやるクラスの中心的な陽キャで、友達も多いし明るいけど基本みんなにやさしい。クラスの少し大人しい子に対しても平等に話しかけてあげるような。

で、後者は俺があまり好きになれないタイプ。陰キャではないから陽キャに属するけど、いつも同じメンツで固まっててその身内以外に対しては仲良くしようとしない(できない?)。自分の輪の中にいるときはワーキャー騒ぐけど、それ以外のグループでは全然話さずスマホとかをずっといじってる。グループワークにも非協力的。ドラマとかでいじめとかをするのはこっちの陽キャだし、はっきり言って嫌い。

前にTwitterで「真の陽キャ像」みたいなものについて話題になっているときがありました。

大体そういうとこで描かれるのは前者の優しいタイプ。その後「それは真の陽キャじゃなくて陰キャの理想の陽キャだろ」なんて意見もたくさんありました。

僕はどっちも陽キャであるとは思うけど、ひとくくりにするのは違うような、陽と陰の1つのパラメータで分けられないタイプが人間にはあると思います。

 

で、話は戻り前者のような人たちだと特に仲良くなくても楽しい。やっぱり友好的な態度って大事でお互いに仲良くしようとしてればある程度仲は深まると思うんですよね。

でも経験上、そういう人はそんなに多くなくてだいだいはツンツンしてるから友達ってできにくいんですよね。それこそこれから同じクラス、とかこれから同じサークル、とかだったら増えるんだけど。

 

今の自分は前者の陽キャを待ってるイメージ。そういう人とは割と話せるし仲良くできるけど、そうじゃない人とだと最初少し友好的な態度を見せた後「あ、この人たち輪を閉じてるタイプだ」と判断したら自分も輪を閉じて傷つかないように身を守ってる気がします。

誰とでもすぐ仲良くなれるような、前者の陽キャになりたいなーと感じます